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生物ミネラルのマウスを用いた免疫機能試験

表題 
Effect of Bio Mineral on the Immune Fanctions in Mice

試験目的
生物ミネラルの生体に及ぼす免疫活性機能についての検討を目的として、マウスを用いた経口試験を計画実施した。

試験施設
北京医科大学、免疫研究所 Beijing University Immunoyegulation Lab.

試験期間
2000年4月1日〜2000年5月20日

[T]試験材料 Material

T−1. 被験物質
生物ミネラルパウダー(水溶性)

T−2. 試験動物
Balb/c純系マウス(雌 80匹)
6〜8週令. 18〜22g
モルモット 8匹
羊 1匹
中国医学科学院動物所提供

[U]試験方法 Methods

U−1. 投与

U−1−1. 投与経路、及び投与期間

 投与経路は胃ゾンデによる強制経口投与とした。被験物質は水に溶解させ、毎日21日間、連続的に投与した。

U−1−2. 投与量及びその設定理由

 投与濃度は低投与は166.67mg/kg/日、中投与は333mg/kg/日、高投与は500mg/kg/日とし、対照動物は溶媒の純水を投与した。投与濃度は人間が1,000mg/60kg/日摂取する量の10倍、20倍、30倍で設定した。



U−1−3. 試験群と試験動物数

 被験物質の投与群は低投与群、中投与群、高投与群の3群と、対照群1群を構成した。    各群の動物数は10匹とした。

U−2. 測定項目、検査項目及び方法 

@ 細胞媒介性免疫能テスト.
遅延型過敏症
A 体液性免疫能テスト.
溶血素生成検定.
B マクロファージ喰食能.
炭紛クリアランステスト
C 組織・器官重量.
脾臓、胸腺)

U−3. 統計学的方法
各検査データはt検定による統計処理を行った

[V] 試験成績 Results

 各免疫検査能の各群ごとの平均値を表1に一覧として示した。
 これより、細胞媒介性免疫能は低投与群、中投与群、高投与群とも対照群に比べて統計学的に足底厚さ(Sole thicknes mm)に有意の増加(P<0.05)がみられた。又、投与量の増加に伴って数値も増加が観察された。
 体液性免疫能は各被験物質投与群とも対照群に比べてHC50に増加はみられたものの有意の差はみられなかった。又、低投与群と中投与群では逆転現象がみられ、低投与群に比べ中投与群に低値が示された。
 マクロファージ喰食能では各被験物質投与群とも対照群に比べて炭紛クリアランス率K・値に増加がみられた。統計学的には高投与群に有意の増加(P<0.05)が示された。
 脾臓、胸腺の各群の重量平均値を表2に一覧として示した。
 これより、被験物質投与群は対照群に比べて若干の増加がみられたものの、有意の差はみられなかった。

[X] 考察・結論 Discussion and Conclusion

 今回、被験物質である水溶性生物ミネラルの投与量が健康な成人が1日に摂取する量の10〜30倍量で21日間投与したわけであるが、免疫機能に影響を及ぼす臓器の脾臓と胸腺に重量でみる限り対照群と大差がないので、被験物質が試験動物の免疫臓器に対して大きな負荷はかけていないと推測される。
 水溶性生物ミネラルの免疫機能について、細胞性免疫、体液性免疫そしてマクロファジー免疫の3種類について試験を行ったところ、細胞性免疫とマクロファジーについては統計学的に免疫能が確認され、体液性についても有意差はないものの、対照群に比べて各被験物質群とも差は確認されており、これらを総合的にみて、被験物質がマウスに対して免疫能全般を亢進する事と判断される。

<結論>
 水溶性生物ミネラルがマウスに対して細胞性、体液性、マクロファジー免疫能を亢進することが証明された。